心身症の治療方法

担当医との信頼関係

オレンジ色の人型実体

心身症と診断された場合、心療内科で治療を行う必要があります。心身症には、身体的な症状が引き起こされる場所によっていくつかの種類に分けることができますが、治療方法自体は心身症全般に当てはめて行うことができるのです。すべての心身症が、身体と心、そして社会的要因が密接に関わっているためです。心身症の治療は段階を分けて考えることができます。まず一つ目は、医師との信頼関係です。信頼できる医師を見つけることがとても大切になってきます。社会的な要因は人によって様々ですが、いくら治療のためとはいえ信頼できない人にプライベートなことを言うことはできないでしょう。心と身体の負担を軽減するためには、医師と患者の両方が原因となっているものを共有することがとても大切になってきます。そのため、良好な関係を築くことで治療をスムーズに進めることができます。もし医師が合わないと感じたら病院に直接相談してみると良いです。男性か女性かで担当してほしい医師の希望が変わることもあるでしょう。その時に無理して治療を進めても、効果の高い治療を受けることは難しいです。担当となる医師とどれだけ信頼関係を築くことができるか、が大きな鍵を握っているのです。

症状への理解と治療

心身症の治療では、自分に起こっている症状についてしっかりと理解する必要があります。なぜ症状が引き起こされているのかは勿論、どのように治療を進めていくのかを知ることが大切です。心療内科と精神科を混合して考えている人は多く、心療内科に受診することに悲観的に考える人も中にはいます。しかし、治療でストレスが溜まってしまっては意味がありません。自分が納得いくまで質問し、あくまでも心療内科は身体的な治療を行うための分野だと理解を示すことが重要なのです。それ以外では、内科の薬を用いて治療を進めていくことになります。身体的な痛みや症状を緩和させ、ストレスを軽減させていく治療を進めていきます。リラクゼーションを目的とした治療やカウンセリングなどを行うこともあります。医師との信頼関係や症状への理解、服薬といったものは一般的な内科でも行われている治療ですが、ストレスを軽減したりリラクゼーション効果を得る治療方法は心療内科特有の治療と言えます。また、心への負荷が大きく精神的に好ましくない症状が現れてしまった場合には、抗うつ剤や心理療法を取り入れて改善を図ります。内科的な治療だけではなく、精神面をケアする治療を融合させることで、心療内科はより高い効果を発揮するのです。